ピカソの作風とロゴとしての機能性を融合したロゴ

新潟市美術館にて、2018年11月3日から12月16日に開催される、「フランス国立図書館版画コレクション ピカソ 版画をめぐる冒険」展のロゴ。

欧文書体のパーツのようなデザインで表現された「ピカソ」の文字が威風堂々としていて印象的です。

時代によって目まぐるしく作品のスタイルを変えていったとして知られるピカソ。
その中でも最も特徴的な技法である『キュビズム』からインスピレーションを感じ今回のロゴが制作されたそうです。

キュビズムとは、一つの物体をあらゆる角度から見たイメージをその絵の中に創造するというもので、作品の中には、何が描かれているか分かりにくいものもあります。
しかし、ロゴデザインでは可読性も重視し、何度も微調整を重ねた末に完成したのがこのロゴなのだそう。

また、色や形で合成した図形のようになっている、大胆に構成された文字のパーツ、
さらに、本展覧会のメイン作品である《若い女の肖像(クラーナハ(子)による)Ⅱ》1958年 リノカット をイメージさせるアグレッシブな色調は、強いインパクトを感じるピカソの作品とその人物像を印象づけているとのこと。

ピカソの作風とロゴとしての機能性を融合したデザインは、見るものを引き込ませ心の奥に残るものではないでしょうか。

デザイン:旭里美(島津印刷株式会社)

<展覧会概要>
フランス国立図書館版画コレクション ピカソ 版画をめぐる冒険
開催場所:新潟市美術館 企画展示室
開催日:2018年11月3日(土)~2018年12月16日(日)※月曜休館
開館時間:午前9時30分〜午後6時(観覧券の販売は午後5時30分まで)
詳細は公式サイトをご確認ください。

「ピカソ 版画をめぐる冒険」展

posted by 遠島啓介 on 2018年9月5日

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