多層的に意味が表現されたシンボルで構成された校章

1901(明治34)年創立の歴史ある私立女子大学である日本女子大学の校章。
この校章は、創立者の教育理念をふまえ1934(昭和9)年に制定されたもので、桜と楓のモチーフで囲んだ中心に創立者の帰一の精神を表している印が置かれています。

◯は神(Deity)、+は本体(Self-Identity)、は人間性(Humanity)、△は三位一体(Trinity)を表し、さらに卍は宇宙の本体を表すのだそう。
また、ここには正・止・歩の文字も書かれており、それぞれ動・静・進歩を意味し、すべてを包含したシンボルであるとのこと。
まわりの桜楓は春秋の美しさの象徴であり、春の生成、秋の収穫も意味しているのだとか。

様々な意味を表す記号たち、そして記号が組み合わされることによって、あらたに表れる漢字とそこに込められた意味。
シンプルなかたちを保ちながらも、多層的に意味が表現されているデザインは、知るほどに心に深く残っていく効果がありますね。

そして、スッキリとしたラインで描かれたマークとロゴタイプは、伝統を感じさせながらも現代的な印象も感じるものとなっています。
女子大らしい凛とした印象を醸成させながら、さらにその歴史や理念がしっかりと込められた、素晴らしいロゴではないでしょうか。

日本女子大学 校章

posted by ロゴストック on 2018年12月5日

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