伝統的なモチーフと和モダンの雰囲気

公開日:2017年11月7日 最終更新日:2020年10月24日

家具木の國屋

家具木の國屋

創業1955年、飛騨高山で家具を販売する「家具木の國屋」のロゴマーク。
2017年10月にコーポレートスローガンの刷新とともに、このロゴにリニューアルしました。

ロゴデザインは、あえて今の時代に使うからこそかっこよさを感じたという、蔦の家紋がモチーフ。
ネットで買い物が当たり前になって来ている時代だからこそ、家紋を背負って、顔の見える商売をしよう、そんな想いから来ているのだそうです。

日本の家紋は、シンプルかつ洗練されていて識別性が高いです。
そして文字通り、家につく紋として代々使われるというイメージや、日本的な伝統という印象を与えますね。
日本で地域に根ざして商売を行っているということが伝わり、安心感にもつながるのではないでしょうか。

また、木の國屋の文字は漢字ではなく、カタカナになっています。
こちらは、家紋と漢字とカタカナのミックスが、インテリアにおいて、型にはまらずに様々なテイストや素材、ブランドをミックスしていくことに重なり、和モダンのような雰囲気を醸し出しているとのこと。

伝統的なモチーフをベースに、様々な要素を用いて全体として統一感を持たせるデザインは、代々続いている老舗感や安心感を保ちつつ、現代にもしっかりと対応していく柔軟さも合わせ持つ。そんな印象を感じるロゴマークですね。

このロゴをデザインされたのは、鶴田香さんです。

※このロゴリニューアルとコーポレートスローガン刷新を記念した特別展示も行っているとのことです。
【プレスリリース】家具木の國屋が事業承継を見据えた ロゴマーク及びコーポレートスローガン刷新と特別展示のお知らせ – 家具木の國屋

家具木の國屋
http://kagukinokuniya.com