公開日:2019年11月7日
株式会社エイチ・アイ・エス
株式会社エイチ・アイ・エスのロゴが、創業40周年目を迎えた2019年11月1日より、新たな挑戦への決意を込め、リニューアルされました。
同社のコーポレートロゴは10年ぶりの変更。「自然の摂理にのっとり、人類の創造的発展と世界平和に寄与する」というグループ企業理念と共に、「“挑戦者”であるというアイデンティティを、この先もずっと持ち続けたい」「多角化しているグループ全体の指針となる“未来の旗印“をつくりたい」という想いから、今回のロゴリニューアルがされています。
・地球上すべての人に対してサービスを提供する存在でありたい
アルファベット中心のタイプロゴだった旧ロゴとは違い、「HIS」の文字の後ろに、四角と円のシンプルなモチーフを配置。
古今東西、誰もが親しみやすいカタチだけでも、HISが連想されるように。世界中のありとあらゆる人が、そのカタチを見れば、触れれば、安心できる・ワクワクできるようにとの願いが込められているそうです。
例えば、世界には文字を読むことができない人が約8億人以上いると言われています。
HISは、真のユニバーサルデザインで世界を繋いでいきたい。そんな想いが、新しいロゴに練り込まれているとのことです。
・世界を繋ぐ空の色
ブルーのカラーは「HIS Connected Blue」(世界を繋ぐ空の色)と名付けられています。
・型にはまらない・枠におさまらない
ひとつとして同じカタチでないモチーフは、型破り・枠を飛び出すHISのスタンスを象徴。
デザイン自体が新しい可能性への挑戦。挑戦というDNAが練り込まれているそうです。
・角のある世界をまるくする。世界平和の理念
鋭い台形からまろやかな円になっているフォルムは、常に先端で尖りながら、世界を変えていき、地球を丸くするという意味が込められています。
それは、HISの理念である世界平和への挑戦・信念が表れています。
・地軸の角度 = 前進する力
モチーフは地軸の角度に傾いており、前のめりな姿勢、HISの前進する力が表現されています。
シンボリックなマークだけのデザインを「シルエット」と呼んでいます。
新HISロゴに込められた思想哲学から生まれた、この新しい概念は、グループをシンボリックに表現するものであり、哲学的デザインに込めた「言葉をこえて語り掛けるカタチ」とのこと。
・HISグループのグローバルブランディング
この先のHISグループの発展のために、より一層の世界におけるグループブランド価値向上のために、シルエットをつかったデザイン展開が予定されています。
・非顕示的なデザインが求められるシーン
既に完成されたブランドやクリエイティビティとコラボレーション(或いは、スポンサード)する際に、顕示的・主張的なことが必ずしもベストではない場面、尊敬の念を伝えたい場面などで、シルエットが使用されるそうです。
デザイン:小沼 敏郎