公開日:2016年9月21日 最終更新日:2020年9月7日
きりゅうアフタースクール
桐生市(群馬県)の委託事業として、同市内のNPO法人キッズバレイが運営する活動のロゴ。主に子ども向けの体験教育プログラムを多数開催しています。
ヒゲをたくわえた大木をシンボルに、シルクスクリーンかハンコで押したような風合いが特徴です。手書きのロゴタイプと、果実や花、入り口に使われている版ズレ表現のマゼンダがいい味を出していますね。
Webサイトでは、ロゴについてこのような説明がなされています。
「きりゅうアフタースクールにて子どもたちが色々な経験を通して、心身ともに木のように大きくなあれ。
しっかりとした幹を作り、根をはり、枝のようにつながりを育てていきます。そしてそれぞれに実をつけたり花を咲かせる事もできます。
大きな木、小さな木、枝がいっぱいな木、細くて長い木、
丸い実、四角い実、黄色い花、赤い花、、、
それぞれの育ち方は子どもたち次第です。
そんなシンボルのような存在としてデザインしてもらいました。そして何でも知っている博士のような眼鏡と大きなひげをつけた楽しく親しみの持てるような大きな木。根元には、いろいろな体験の場に通づるトンネルのような入口があります。」
独特のイラストから生まれる世界観がギュッと詰まっています。素朴なタッチでありながら洗練された印象もあり、懐かしくも新しい、なんとも不思議な、だからこそ特別な印象を与えるデザインです。[112/88NPOロゴ]