西郷隆盛の好きなあの言葉を大学名の由来にもつ「敬愛大学」のシンボルマーク

公開日:2016年9月18日 最終更新日:2022年3月25日

敬愛大学

敬愛大学

第85回は、千葉県千葉市に本部を置く「敬愛大学」の学校章です。

シンボルマークの前に、今回は大学名の由来をご紹介。「敬愛」は、西郷隆盛が好んで唱えたとされている「敬天愛人」(天を敬い、人を愛せよ)からちなんでおり、建学の理念として採用され、大学名にも用いられている、大学のアイデンティティそのものの言葉です。

シンボルマークにももちろん、その理念をモチーフにデザインされています。

まず、外側の大きな円に、建学の精神「敬天愛人」の中にある「天」、「天性」を表し、その中の楕円で、そうした天性からほとばしる「学生」たちの「パーソナリティー」や「エネルギー」を表現したデザインになっています。

また、マークを一色で染めている赤(パッションレッド)は、躍動・情熱・積極性・発展性を表し、シンプルゆえ、この赤が非常に印象深く仕上がっています。

スローガンの「未来へ、君へ。」とシンボルマークが合わさり、学生の可能性を信じた開かれた大学のイメージを感じました。「敬天愛人」のもつ大いなる愛や温かさを表しているそうです。

マークデザイン、コピーと一貫して理念を体現していますね!今回もごちそうさまでした。