公開日:2016年5月25日 最終更新日:2019年11月12日
サードパス
医療従事者にとって有益な「学びの場」を創り、専門性や地域を超えた知見の共有を促すことで、医療の質向上に貢献することをミッションに掲げた団体のロゴ。
丸みを帯びた2つの長方形と、半円によって構成されたシンボルマーク。ロゴタイプには、セリフ(うろこ)部分に特徴があるセリフ体が使われており、医療分野ならではの有機的な雰囲気を醸し出しています。
シンボルマークには、サードパス(ThirdPath)という名称に使われている頭文字「T」と「P」が表現されているそうです。
ロゴに込められた意味をお伺いしたところ「2つの長方形は医療従事者および患者、2者の間をつなぐように配置された半円は中立的な立場を保持しつつ、人と情報の交流を円滑に推進するサードパスの役割を示しました。」とのご回答をいただきました。
団体名の頭文字を使いつつ、団体の役割を投影しながらシンプルな形状にまとめる、という手法は、簡単なように見えてデザイナー側に相当の力量が求められます。
また、シンボルマークから感じられる骨太感は、中立性を大切にする姿勢や課題解決に向けた意志の強さを感じさせます。[101/NPOロゴ]