ロゴデザインの一線で活躍する、佐藤浩二氏、田中雄一郎氏、小野圭介氏、３人のロゴデザインのプロセスが詳細に解説されています。
アイデアの発想からデザインへの着想といった、いわゆるデザインプロセスはもちろんですが、クライアントとの契約、必要な情報を引き出すヒアリングの手法、相手の立場を考えたプレゼンの方法までが、詳しく紹介されているので、デザイナーにも発注者にも有益な内容になっています。
クラウドソーシングの盛り上がりや、様々なロゴ作成サービスの登場により、ロゴデザインの発注先はより多彩になり、選択肢が増えてきています。
本書により、デザイナーのロゴ制作プロセスを詳しく知ることで、発注者はどうデザイナーを選べばいいのか、また何を伝えるべきなのかが見えてくるようになりますし、デザイナーにとっては自分の制作プロセスをブラッシュアップする手すりになるのではないでしょうか。
ロゴづくりを考える方は、必ず目を通したい一冊です。
