最終更新日:2022年2月9日
驚きやひらめきを表現したり、注意、アテンションを得るために私たちがよく使う「!」。
エクスクラメーションマーク、ビックリマーク、アテンションマーク、単にびっくり、雨垂れなどと呼ばれています。ま、正確に言えば感嘆符ですね。
このビックリマーク(感嘆符)は、強調の表現のマーク。
感覚的にはぐっと前に出てくるイメージを与えたり、力強さと素早さの両方を合わせた印象を与えることができます。
当たりまえですが、共通のものさしがあるわけではないので強調を感じる度合いは人それぞれ。
だけど、このマークを見れば誰もがハッとする。そんな便利なマークなわけです。
企業やブランドのロゴマークには、ひらめきやインスピレーションを表現したりといったときに使われることが多いでしょうか。また、ビックリマークがあるだけで人は注意を向けてしまうもの。そういう意味でも効果的に使えそう。
そんなビックリマークをモチーフにしたロゴを集めてみました。
まず、最初に思いついたのはYahoo!のロゴ。あえてY!のほうを選んでみました。
Y!のバージョンはシンボルマークにも感じます。「!」がアイデンティティになっています。
Yahoo!
knt!も最後にビックリマークがついています。
「!」の位置をあえて下げているところも面白いですね。
近畿日本ツーリストの文字の横に丸が来るように配置されています。
近畿日本ツーリスト
ピップエレキバンでお馴染みのピップは、P!でした。
さらにフキダシもつかわれています。
ピップ株式会社
KYORAKUは、「!」を2つナナメに配置して、円で囲んでいます。
文字なしのビックリマークでシンボルをつくっています。
KYORAKU
こちらはビックリマークが3つ。
このように規則的に並べると、また違った形も見えてきて面白いですね。
佐藤可士和さんのデザインです。
カップヌードルミュージアムのロゴ
カップヌードルミュージアム
JINSは、アルファベットのi(またはI)をビックリマークに置き換えています。
小文字のiは逆さまにすると「!」になるので、上手く使うといいですよね。
意味を込めて、効果的に使いたい手法です。
JINS
ビックリマークでありながら、ちょっとつながってきています。
火の国熊本にちなんで、火の形や火の熱で溶けたものをイメージしてつくられたんだそうです。
くまもとサプライズ
え?これのどこがビックリマーク? と思われたかもしれませんが、このマークはハートをあしらっていますが、daieiの「d」と発見やよろこびをあらわす「!」を組み合わせ、「こころ(ハート)を込めて、お客さまをもてなしていこう」という気持ちを表現しているそう。
このように何かと組み合わせてみるのもクリエイティブで良いですね。
ダイエー
以上、ビックリマークを使ったロゴまとめでした。
次のまとめもお楽しみに!