最終更新日:2022年2月10日
円は、ある一点から同じ距離を線でつないだときにできる曲線。その一点は中心と呼ばれます。
これは、平面の場合の話で、立体になれば面ができ、球になるわけです。
ま、こんなこといまさら言うこともないですね。
カタチとして見たときに、円(丸)はニュートラル、とても安定的であり美しさもあります。
そして角がないので優しさも感じます。
日本では、国旗に使われる日の丸もあり、特に赤い正円は日本的な印象も持ち合わせています。
そして、丸は、輪にも見えて、輪が広がるイメージも。
また、輪は、和と語呂を変え、意味を変えられることもありますね。
そして球になると、イメージのスケールはぐんと広がり、地球などの惑星イメージもでてきます。
そんな、形状として基本的であり普遍的な丸を、ロゴのなかにしっかりと取り入れたロゴを集め、まとめてみました。
正円に「S」の文字をくっつけています。
グラデーションを施して、球体のような印象を与えていますね。
新生銀行
TとCをオブジェ化して、球体のフォルムにまとめています。
Tから球体を作り出すなんて、すばらしいですね。
TOHOシネマズ
球体といえば、今はなきソニエリのロゴも球でした。
これもまたクール。中身を見せることがポイントでしょうか。
さて、平面の丸を見ていきます。
要素を複数使って円を形成しています。
丸くないものを丸に収めるという手法は、面白いですね。
東京大学
非常にたくさんのものを詰め込んでいます。
円になっているから、まとまりを生んでいるとも言えそうです。
アースミュージック&エコロジー
東邦大学も似たアプローチですね。
多様性と地球、そういった表現がよく伝わります。
東邦大学
円に沿って、文字を配置したロゴ。
シンボル、バッヂのような印象になります。
文字のエレメントを伸ばして円にしました。楽しい雰囲気になりますね。
こういったアイデアは色々と考えられそうです。
キッテ グランシェ
最後は、円で円を作っています。いや、円で球を作っている感じですかね。
要素として、正円だけを使うという方法も面白いです。
ミクロコスモス
以上、丸や球でまとめたロゴのまとめでした!