ロゴとは? ロゴの果たす役割や構成要素、スタイルを解説

最終更新日:2025年12月18日

ロゴとは?

ロゴとは、企業やブランド、サービスを象徴する視覚的なサインのことです。
商品パッケージや看板、名刺、ウェブサイト、SNSなどあらゆる場所で使われ、名前や理念を一目で伝える役割を持ちます。
すなわち、ロゴは、覚えてもらうための顔であり、想いを込めた旗印と言えるでしょう。

ロゴが果たす役割

識別性

数多くの競合の中で自分たちを見分けてもらう。

記憶性

印象に残り、特徴的ですぐに思い出せる。

感情の喚起

親しみや信頼感など、見る人の感情と結びつく。

理念の体現

ブランドが大切にする価値観やテーマを象徴する。

ロゴの構成要素と呼称

一般的に「ロゴ」とひとまとめに言われますが、その構成要素を分けたり、スタイルを限定する目的で、ロゴタイプ、シンボルマーク、ロゴマークという言葉が使われます。
ロゴをデザインしたり、制作依頼をする際には、構成要素や呼び方をしっかりと押さえておきましょう。

ロゴタイプ

ロゴタイプは企業名や製品名、ブランド名などを示す文字を装飾的に意匠化したものを指します。
ロゴタイプ例

シンボルマーク

シンボルマークは、会社を象徴する理念やイニシャル、製品の特徴、あるいは業種を表す道具などを図案化したものが使われます。
一般的には、これらのいくつかを巧みに組み合わせたデザインや、フォルムや色などでユニークな特徴づけをしたデザインが使われることが多いです。
シンボルマーク例

ロゴマーク(この呼び方には注意が必要)

ロゴマークという言葉はやや曖昧で、その意味として2つのケースが見られます。
1つめは、ロゴタイプとシンボルマークを組み合わせたものを総称してロゴマークと呼ぶケース。
2つめは、シンボルマークのことをロゴマークと呼ぶケースです。この場合はロゴタイプは含まれません。
そのため、ロゴマークという言葉が出てきた場合は、ロゴタイプ+シンボルマークなのか、単にシンボルマークのことを言っているのかを確認しましょう。
ロゴマークの解説

ロゴの種類・スタイル

ロゴは大きく3つのスタイルに分けられます。それぞれにメリット・デメリットがあります。ロゴ制作の際は、目的に合わせてスタイルを決めるようにしましょう。

シンボルスタイル

シンボルマークのみ、またはシンボルマークとロゴタイプで構成されたロゴ。
シンボルスタイル例

  • 「見る」を重視
  • 世界観や理念を表現しやすい
  • マーク単体でも展開可能
  • ただし、名前よりマークの印象が先行することがある

ロゴタイプスタイル

文字をベースに装飾を加えたロゴ。

  • 「読む」を重視
  • 名前を覚えてもらいやすい
  • 幅広い業種で使いやすい
  • 名前が長いと記憶されにくい場合もある

シンボルと文字の一体型

マークと文字を一体化させたロゴ。
シンボルと文字一体型の例

  • 「見る」と「読む」を両立
  • 世界観を包括的に伝えられる
  • 小さいサイズで判別が難しい場合がある

ロゴのモチーフの選び方

ロゴによく使われるモチーフについて、主な方向性は3つあります。モチーフによって伝わる印象は大きく変わります。ロゴで何を伝えたいか、どんな効果を狙うかを考えて選びましょう。

実在モチーフ(人・動植物・モノ)

そのモノが持つイメージや意味を伝えることができ、親近感を表現しやすい

実在モチーフ例

図形・記号モチーフ(抽象的な形)

本質や理念をシンプルかつ象徴的に表現しやすい

図形・記号モチーフ例

文字・イニシャルモチーフ

名前を想起させつつ、視覚的に印象づけられる

文字・イニシャルモチーフ例

実際には、それぞれの組み合わせで作られることが多いですが、メインとするモチーフをどうするかという視点で考えると良いでしょう。

まとめ

  • ロゴとは、企業やブランドを象徴する視覚的なサイン
  • 識別・記憶・感情・理念の4つの役割を担う
  • ロゴの構成要素と呼称には、ロゴタイプ、シンボルマーク、ロゴマークがある
  • スタイルは「見る」か「読む」かを重視して選ぶ
  • モチーフは狙う効果に合わせて選択する
  • ロゴは理念を伝えるコミュニケーションツール

この記事を書いた人

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