最終更新日:2021年2月25日
著者であるデザイナーのイエンツ・ミュラー氏が、2008年から集め続けたロゴ6000作品が紹介されています。
紹介されているロゴ一つひとつに、シンプルさと力強さが感じられ、思わず引き込まれます。
この本のタイトルにある、「モダニズム」。
モダニズム的なロゴを定義するうえで、以下のようなルールを設けているそうです。
(1)白黒でも効果的であること。
(2)誰でも手書きで真似ができるくらいシンプルであること。
(3)幾何学的な形態(文字を含む)をベースにしていること。
また、最近のロゴデザインはフラットでシンプルなものがとくにテクノロジー系を中心に増えており、モダニズムは時代のトレンドだといいます。
ロゴデザインの研究に大いに役立つ一冊ではないでしょうか。