グローバルフィットネスブランドのリーボックが、これまでロゴを使い分けていた、ファッションカテゴリーの「Reebok CLASSIC(リーボック クラシック)」と、フィットネスカテゴリーの「Reebok(リーボック)」双方のブランドロゴを、1990年代より使用している「ベクターロゴ」と「Drop-R(ドロップアール)ワードマーク」に、2020年から統合すると発表しました。
ブランドロゴ統合の背景
リーボックによると、現代の消費者はジムでのワークアウト時と日常を細かく棲み分けしておらず、普段着とスポーツウェアの垣根がなくなりつつあるとのこと。
フィットネスとファッションの両方を包含したブランドであるリーボックは、現代の消費者の新たなニーズやリアリティに応え、より力強いブランドプレゼンスを築くため、この度ファッションカテゴリーとフィットネスカテゴリーのロゴを統合するとしました。
今後は「ベクターロゴ」のもと、カテゴリーの境界を越え、ブランド全体で一貫性のあるプロダクトを展開。
また、2011年に導入されフィットネスラインで使用されていた「デルタロゴ」は、今後もクロスフィットやUFCブランドのリーボックアパレルを含む一部商品で引き続き使用されます。
ベクターロゴについて
「Vector(ベクター)ロゴ」は、50年以上の歴史を持つリーボックのサイドストライプとクロスチェックデザインをベースに作成されたもの。
1992年の導入以来、リーボックの最も認知度の高いブランドシンボルであり続けるとともに、スポーツ界での象徴的な瞬間の記憶と重ね合わされ、愛されてきました。
新たな「ベクターロゴ」は、オリジナルの構成はそのままに、より見やすくすっきりとしたデザインにアップデートされているそうです。