NPOや社会的企業をITの力で支援する団体のロゴ。
シンボルマークにはアルファベットのB・I・Tを散りばめてあり、団体名の頭文字「M」を形作っています。文字部分は丸みを帯びたドットで構成されたツートンカラーに。
ITというとどこか無機質で冷たいイメージを持ってしまいますが、丸みのある要素と、濃い青に深みのあるオレンジという配色が、クールで優しく温かみのある印象を与えていますね。Make it BetterさんのWebサイトによると、そのあたりも考えた上でロゴを制作されているそうです。
また、サイトにはロゴの意味について、このような説明がなされています。
『このロゴは、「B」と「I」、そして「T」を用いて、「M」を形作っています。これには、Better IT(よりよいITツール)をMake(活用)するという意味と、「BIT」(コンピュータが扱うデータの最小単位)がよりよい世界をMake(活用)するという意味の二つの意味が込められています。よりよいITを活用して、世界を形作っていくという私たちの団体ミッションの現れです。』
いくつもの意味を重ね合わせ、ミッションが具現化されていると、実に語りがいのある
デザインになりますね。人に話したくなったり、話す過程で団体のミッションを伝えることができる。NPOのロゴには、そういった話題性も必要なのだと改めて感じます。[71/88NPOロゴ]