地域でこども食堂を運営している人たちが交流をし、こども食堂の輪を広げるための連絡会のロゴ。「こども食堂」は、ご飯を食べられない子どもや、孤食の子どもが一人でも安心して入ることができる場所として全国に広まりつつあります。
粘土でつくられた珍しいデザインです。ブラウンをベースに賑やかな配色がなされた「こども食堂」部分と、温かみある赤系の粘土でつくられた「ネットワーク」部分で構成されています。一目で子どもらしさを感じられるユニークなロゴに仕上がっています。
制作したのは、広告や書籍などの分野で立体イラストを手がけるkucci氏。こども食堂ネットワークのwebサイト内では、子どもが食事している様子など、ロゴ以外にもいろんな立体イラストを見ることができます。
これまで、モノクロ表現できないものや、シャドウやグラデーションに関しては、ロゴ表現における一種のタブーとされてきました。色表現に制限のあるFAXや1色刷りが主流だった頃とは違い、今やカラーディスプレイやフルカラー印刷が当たり前。時代とともに、ロゴ表現の幅が広がっていくのかもしれませんね。[86/88NPOロゴ]