大阪梅田にある褒美玄米専門店 稲妻家のロゴマーク。
褒美玄米とは、ご褒美になるほどおいしい玄米の意味。
店主が3年かけて炊き方を研究し完成された、玄米本来の味と栄養を最大限に引き出し熟成させた玄米だそうです。
ロゴマークは、伝統的な和の雰囲気が漂うマークの中に店名を配したエンブレム型になっています。
外枠は玄米をイメージ。細い3本のラインは玄米が精米され白米になるまでにある3つの層、そして右上の部分は発芽を表す光を表現しているのだそう。
さらに、中にある稲穂は「淡路結び」と言われる結び方でむすばれており、玄米を食べ、末長く健康でいてほしいという願いが込められているとのことです。
中央にある稲妻家の文字などは、気品のある明朝体でありながら、はねの部分に力強さやスピードを感じさせ、稲妻の荒々しさも表れているように思います。
また、配色は全体に落ち着いたトーンながらも、文字や外枠の紺により稲穂と光のイエローが引き立てられています。
玄米のらしさを含めた様々な要素がバランスよくまとめられているデザインは、この褒美玄米の繊細さ、上質感をイメージさせるものになっているのではないでしょうか。
デザイン:時岡佑太(トキオカデザイン)