LOGO DAYS 〜ロゴデザイナーインタビュー〜大切なのはヒアリングに全力で取り組むこと。「ロゴスタ」古庄伸吾さん

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ロゴをデザインするにあたって、何を思い、どのようなスタイルで制作をするのだろうか。
ロゴストックが、ロゴデザイナーさんのお仕事に迫る新コーナー「LOGO DAYS」。
第一回目の今回は、イラストロゴ制作の専門サイト「ロゴスタ」の代表、古庄伸吾(フルショウシンゴ)さんにお話を聞きました。
上のコーナータイトルロゴも古庄さんのデザインなんですよ。

ロゴで印象がガラリと変わることに興味津々だった

ロゴスタ代表/古庄伸吾さんロゴに興味を持ち出したのは4歳頃からです。近所のスーパーやデパートがリニューアルすると、ロゴひとつでこんなに印象が変わるものかと好奇心の的になっていたのを覚えています。
社会人になってからは生活のための飲食業と、食えないけど好きなデザイン業を兼業でこなしていました。飲食業はカフェを経営する程生活の中心になっていたのですが、持病の腰痛が悪化して続けられない状態に。
そこで完全にデザイナーへシフトした訳です。自身が経営者としての経験もあった為、自然と事業を興す人の力になりたいと思いロゴデザインを中心に始める事にしました。図らずも4歳の頃から蓄えたロゴへの興味が役に立っています。

こまめなコミュニケーションと大量のスケッチ

ロゴデザインにあたっては、ヒアリングに全力で取り組む事を意識しています。
コミュミケーションが取れないとヒアリングも上手くいかない事が多い為、お客様とはこまめに連絡を取る様心がけています。世間話の中からヒントをもらえる事も非常に多いですね。
自家焙煎珈琲 豆猫舎ロゴデザイン得意分野は手描きのイラストを使った温かみのあるロゴです。
アイデアの発想には、とにかく大量のスケッチを描く事ですが、ヒアリングできちんと聞き出していれば自然と思い浮かんできます。
例えば、このロゴは自家焙煎珈琲屋さんのもの。
手描きのイラストで「温かみ」「人間味」「親しみやすさ」などを感じてもらえる様にデザインしています。配色は濁色を使用することで「落ち着き」「優しさ」「こだわり」などを表現しています。猫という分かりやすいモチーフでシンボル化も容易になっています。

感動して涙があふれました

実は上記の「豆猫舎」さんの「木」と「猫」のモチーフは実在のものなのです。
ご主人がこのお店を始める際にお一人で大変な思いをしてコツコツと作り上げたエントランスの庭木、そして惜しくもお店のオープンを一緒に迎える事が出来なかった飼い猫のネネちゃんです。
ヒアリングの中からこの様なお話を聞いて無理を言って写真を送ってもらって制作しました。
出来上がったロゴを見て「感動して涙があふれた」と仰って頂き、私にとっても思い出深いロゴになりました。
私にとってデザインとは「人と人をつなぎ合わせる引力」なのです。

若いデザイナーに一言

「あなたにはあなたオリジナルの売り込み方がある」
昔、私が長友啓介さんに言われた一言です。今でも経営理念の柱になっています。
仕事はもらう物ではなく作り出すもの、共に頑張りましょう。

取材を終えて(ロゴストックからのコメント)

イラストロゴが素敵なロゴスタの古庄さん。
その秘訣は、密なコミュニケーションと大量の手書きスケッチだったのですね。
取材は、距離の関係上メールでのやり取りとなりましたが、非常に心地の良い時間を過ごすことができました。
ヒアリングから想いを引き出し、的確に形にする古庄さんのロゴデザイン。
満足度が高いのもうなずけますね。
おまけ <古庄さんのオススメ本>
フランスの風刺漫画家、Jean-Jacques Sempé(ジャン=ジャック サンペ)の本は好きで集めています。発想が素晴らしい。
後はグラフィティアーティストのBanksy(バンクシー)の作品集などは何度見ても感動しますね。

※ロゴストックでは、「LOGO DAYS 〜ロゴデザイナーインタビュー〜」に登場していただけるロゴのデザイナーさんを募集しています。自薦他薦は問いません。こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

posted by 遠島啓介 on 2010年9月13日

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