学校名の由来が名作「かもめのジョナサン」の大学エンブレム

公開日:2016年6月13日 最終更新日:2022年3月25日

白鴎大学

白鴎大学

第79回は、栃木県小山市に本部をおく、白鴎大学のエンブレムです。

デザインは、紋章らしい全体と大学名とコンセプトを込めた4つのブロックで構成されています。
4つのブロックのメインは、コンセプトを表すチェッカーとストライプです。
5つ型のチェッカーは、「五大陸」を、3つ型のストライプは「三大洋」を表し、「広く世界を見つめる」といった意味が込められてます。加えて、「H」「U」は、HAKUOH UNIVARSITYの頭文字。
白鴎大学の理念がしっかりつまったエンブレムに仕上がっています。

それにしても大学名の由来が、物語から採用しているのにはびっくりです。名付けた当時の創立者がどれほど、感銘をうけたかはかりしません。エンブレムもそんな世界という「海」を渡る航海士(学生)たちの胸に誇らしく輝きそうなデザインに仕上がっていますね。ごちそうさまです。 [大学ロゴ]


※ 学校名の由来
1974年に刊行された世界的ベストセラーとなったリチャード・バック著「かもめのジョナサン」。

実はこの本の本邦初訳に挑んだのは、本学の創立者にして初代学長の故上岡一嘉なのです。当時、上岡学長はこの「かもめのジョナサン」に描かれた、妥協することなく自分の理念を貫き通すジョナサンの姿に、手づくりで大学教育に立ち向かわんとしていた自らの信念を重ね合わせ、大学新聞「はくおう」に翻
訳を掲載。「白鴎」という校名は、この強い感銘から付けられたものでした。

その後、リチャード・バック氏より学長あてに「ジョナサンのように飛び続けてください」との、心あたたまる直筆ハガキが送られてきました。
出典:http://hakuoh.jp/about/about_05.html

白鴎大学
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